ヤノベケンジ：太郎と猫と太陽と

現代美術作家ヤノベケンジ（1965〜）が、岡本太郎（1911〜96）が語った「芸術は爆発」を「猫大爆発」という妄想に乗せて、太陽の塔を宇宙船に見立てて制作した生命の旅をテーマとする全長9mにおよぶ巨大インスタレーション《BIG CAT BANG／猫大爆発》が、東京･銀座のGINZA SIX中央吹き抜けに展示されている（2025年夏まで（予定））。東京・青山の岡本太郎記念館では、その背景にあるストーリーとディテールが丁寧に語られている。“ふたつでひとつ”の展観。