マグリット展

2009年6月、ベルギー王立美術館がマグリット美術館（ブリュッセル）を開設したのを機に、新たなマグリット作品や資料が寄託・取得されてきた。今展は、同美術館とマグリット財団の全面的な協力を得て実現した京都では44年ぶりの大回顧展。3年におよぶ交渉期間を経て、ベルギー、日本をはじめとする世界12カ国の美術館、個人コレクターより出品された約130点を、「初期作品　1920-26」「シュルレアリスム　1926-30」「最初の達成　1930-39」「戦時と戦後　1939-48」「回帰　1948-67」の5章に分け、多数の資料とともに展示する。