バブルラップ『もの派』があって、その後のアートムーブメントはいきなり『スーパーフラット』になっちゃうのだが、その間、つまりバブルの頃って、まだネーミングされてなくて、其処を『バブルラップ』って呼称するといろいろしっくりくると思います。特に陶芸の世界も合体するとわかりやすいので、その辺を村上隆のコレクションを展示したりして考察します。

熊本市 熊本市現代美術館 TEL.096-278-7500

開催期間:2018年12月15日(土)~2019年3月3日(日)

©2018 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. Photo by Tomohiko Tagawa

現代美術家・村上隆(1962〜)が自身のコレクションをもとに企画した展覧会。バブル経済期を中心とするアート・ムーブメントを軸に、1990年以降の陶芸芸術を合わせて俯瞰することにより戦後の現代美術を捉えなおそうと試みる。常に「芸術とは何か?」という疑問に立ち向かう村上の最新のアイデアに触れる機会となる。