ティツィアーノとヴェネツィア派展日伊国交樹立150周年記念

台東区 東京都美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2017年1月21日(土)~4月2日(日)

アドリア海に面するイタリアの水の都ヴェネツィアは、15世紀から16世紀にかけて海洋交易によって繁栄し、フィレンツェ、ローマと並ぶルネサンス美術の中心地として美術の黄金時代を迎えた。今展では、ヴェネツィア・ルネサンスを代表する画家ティツィアーノ・ヴェチェッリオ(1488/90〜1576)を中心に、ヴェネツィア派と呼ばれる画家たちの系譜をたどる。ティツィアーノの師ジョヴァンニ・ベッリーニ(1438/40頃〜1516)とベッリーニ工房の画家たちを紹介する「Ⅰ. 1460-1515|ヴェネツィア、もうひとつのルネサンス」、「Ⅱ. 1515-1550|ティツィアーノの時代」、ティツィアーノの影響を受けたヤコポ・ティントレット(1519〜1594)、パオロ・ヴェロネーゼ(1528〜1588)らが登場する「Ⅲ. 1550-1581|ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼ—巨匠たちの競合」の3部構成による51点に加え、ヴェネツィア派の版画17点を展示。