スペインの巨匠・ミロ—版画の宇宙—

館林市 群馬県立館林美術館 TEL.0276-72-8188

開催期間:2024年9月28日(土)~12月15日(日)

バルセロナ生まれの芸術家ジョアン・ミロ(1893〜1983)は、故郷の明るい陽射しと大地を愛し続け、太陽、月、星、鳥などの自然をモティーフに、それらを大胆に抽象化しながら詩的で宇宙的な世界を色鮮やかに表現した。油彩と並びライフワークとして取り組んだ版画の技法は、ステンシル、エッチング、木版、リトグラフなど多岐にわたり生涯で2,500点以上の版画を制作した。今展は、ミロの初めての版画作品『一羽の小さなカササギがいた』(1928年)に始まる初期から晩年までの作品約150点で構成される。