板橋区 板橋区立美術館 TEL.03-3979-3251
開催期間:2024年3月2日(土)~4月14日(日)
1924年、アンドレ・ブルトンが『シュルレアリスム宣言』を発表して100年。フランスで始まった20世紀最大の芸術運動は、日本の画家たちを魅了した。1920年代後半、古賀春江(1895〜1933)や東郷青児(1897〜1978)らが先駆的に試みたシュルレアリスムの絵画表現は、フランスで感化を受けた福沢一郎(1898〜1992)が本格的に導入。しかし戦前から戦中にかけてシュルレアリスムを巡る状況は次第に悪化し、活動は困難を極めた。戦後、その影響は絶えることなく、山下菊二(1919〜1986)らによって日本特有のシュルレアリスムの作品が生み出された。「日本のシュールレアリズム 1925-1945」(1990年、名古屋市美術館)展以来となる今展では、最新の研究成果を交え、約90人の美術家による絵画、写真、オブジェなど約120点の作品と美術雑誌、書籍などの資料により、日本各地でシュルレアリスムがどのように紹介、解釈され、展開していったのかを明らかにする。
京都文化博物館 2023年12月16日(土)〜2024年2月4日(日)(終了)
三重県立美術館 2024年4月27日(土)〜6月30日(日)
歸空庵コレクションによる 洋風画という風 ー近世絵画に根づいたエキゾチズムー
2024年5月3日(金・祝)〜6月16日(日)