ガラスの器と静物画山野アンダーソン陽子と18人の画家

広島市 広島市現代美術館 TEL.082-264-1121

開催期間:2023年11月3日(金・祝)~2024年1月8日(月・祝)

スウェーデンのストックホルムを拠点に活動するガラス作家・山野アンダーソン陽子(1978〜)に、自身で描いてみたいガラス食器について、18人の画家が言葉で伝える。その言葉に応答して山野がガラスを吹き、出来上がったガラス食器を見ながら画家が絵を描く。その後、写真家・三部正博(さんべ・まさひろ、1983〜)が画家たちのアトリエを訪れて写真を撮り、デザイナー・須山悠里(すやま・ゆうり、1983〜)が本をデザインする。スウェーデンとドイツ、日本を舞台に繰り広げられた「Glass Tableware in Still Life(静物画のなかのガラス食器)」というプロジェクトが、今展へと導かれた。宙吹きならではのわずかな歪みが美しいクリアーガラスの食器、画家たちによる親密な絵画、浮遊感をたたえたモノクロームの写真を展観する。

東京オペラシティ アートギャラリー 2024年1月17日(水)〜3月24日(日)