ガウディとサグラダ・ファミリア展

千代田区 東京国立近代美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2023年6月13日(火)~9月10日(日)

スペイン・カタルーニャ地方に生まれた建築家アントニ・ガウディ(1852〜1926)は、バルセロナ市内のグエル公園、カサ・バッリョ、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリア聖堂などのユニークな建築群で、今なお世界中の人々を魅了し、さまざまな芸術分野に影響を与えてきた。今展は、長らく「未完の聖堂」といわれながら、いよいよ完成の時が近づいてきたサグラダ・ファミリアに焦点を絞り、ガウディの建築思想と創造の源泉に迫る。図面だけでなく膨大な数の模型を作ることで構想を展開していったガウディ独自の制作過程や、多彩色のタイル被覆、家具、鉄細工装飾、そして彫刻を含めたガウディの総合芸術志向にも注目。100点を超える図面、模型、写真、資料に加え、最新の技術で撮影された建築映像も交えて、ガウディ建築の魅力を紹介する。

佐川美術館(滋賀) 2023年9月30日(土)〜12月3日(日)
名古屋市美術館 2023年12月19日(火)〜2024年3月10日(日)