アイヌの美しき手仕事

豊田市 豊田市民芸館 TEL.0565-45-4158

開催期間:2024年10月12日(土)~12月15日(日)

日本民藝館創設者の柳宗悦(1889-1961)は、アイヌ民族の工芸文化に早くから着目し、1941年には日本民藝館で最初の「アイヌ工藝文化展」を開催。その際に染色家・芹沢銈介(1895-1984)は、同展の作品選品や展示を任されており、自身もアイヌの手仕事を高く評価し蒐集している。今展は 2020年に日本民藝館で開催された展覧会を再構成したもので、日本民藝館所蔵の柳のアイヌコレクションと、静岡市立芹沢銈介美術館所蔵の芹沢のアイヌコレクションを紹介し、併せて「アイヌを最上の姿で示した展覧であった」と柳が評した1941年の展示を一部再現する。また今回、2023年に豊田市民芸館と日本民藝館に寄贈された髙松静男コレクションの多くを初公開。