文京区 国立近現代建築資料館 TEL.03-3812-3401
開催期間:2015年12月3日(木)~2016年3月13日(日)
建築家・吉阪隆正(1917〜1980)は、考現学の今和次郎に師事して民家調査、住居学に取り組んだ後、1950年から2年間、20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエのパリのアトリエに勤務。帰国後の1954年に吉阪研究室(1964年にU研究室へ改組)を設立した。今展では、吉阪が組織論、造形論、集団設計手法として提唱した「不連続統一体—DISCONT」を「みなでつくる方法」と捉え直し、「ことば」と「かたち」が対話をしながら形姿がつくり出されていくプロセスを、図面、スケッチ、ことば、写真、建築断片など豊富な資料で明らかにしていく。