ほとけの国の美術春の江戸絵画まつり

府中市 府中市美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2024年3月9日(土)~5月6日(月・振休)

江戸時代の画家、伊藤若冲が描いたユニークな白象の絵も、円山応挙や長沢芦雪の無邪気でかわいい子犬も、仏教がなければ生まれなかった美術だったという観点から、画家たちの制作の根底にあった「仏教」をキーワードにさまざまな作品を紹介する展覧会。展示作品の中心は江戸時代の絵画だが、昨年修理を終えたばかりの室町時代の仏画の大作、京都・二尊院の土佐行広《二十五菩薩来迎図》全17幅のほか、近世以前の仏教美術の優品も展示する。