ときめきの髪飾り—おしゃれアイテムの技と美—澤乃井 櫛かんざし美術館所蔵

京都市 細見美術館 TEL.075-752-5555

開催期間:2024年4月27日(土)~8月4日(日)

京都・祇薗に生まれて芸妓となり、後に東京で料亭の女将として活躍した岡﨑智予(1924〜90)氏が40余年かけて収集した櫛やかんざしを中心とした3,000点以上の装身具コレクションをもとに、銘酒「澤乃井」で知られる小澤酒造株式会社の名誉会長・小澤恒夫氏が、1998年、東京・青梅に「澤乃井 櫛かんざし美術館」を開館した。今展では、櫛やかんざしをはじめ、江戸時代のさまざまな上方の模型や、筥迫(化粧ポーチ)、紅板(リップパレット)、着物、さらに矢立(携帯用筆記用具)や印籠(携帯用薬入れ)など日本工芸の技や粋が凝縮された作品を精選して紹介する。