京都市 京都国立近代美術館 TEL.075-761-4111
開催期間:2025年7月19日(土)~9月15日(月・祝)

きものは、一定の幅の反物を直線縫いで仕立てるため非常に強い平面性をもつ一方で、衣服として身にまとうことで立体性が生まれる。この平面と立体を行き来することから生まれた“きもののヒミツ”について、近世のきものの優品や、きものの模様の見本帳である雛形本などの資料を紹介する「第1章:平面と立体のあいだで きものと雛形本」、明治時代以降、京都において画家の染色下絵が友禅に新風をもたらした様子をみる「第2章:京都画壇の日本画と下絵、染織図案」、平面である図案から,衣服として立体になるきものの生地に変換される過程を紹介する「第3章:図案から染織品へ 描かれた図案と染められた図案」、京都の「友禅」の人間国宝5名、三代田畑喜八(1877〜1956)、初代上野為二(1901〜60)、森口華弘(1909〜2008)、羽田登喜男(1911〜2008)、森口邦彦(1941〜〉の作品を展示する「第4章:平面と立体のあいだで 京都の友禅の人間国宝」の4章構成で紹介する。
静岡市美術館 2025年10月25日(土)〜12月21日(日)
没後50年 堂本印象 自在なる創造 2025年10月7日(火)〜11月24日(月・振休)