「東海道五十三次」で旅気分—富士に琳派に若冲も—

足柄下郡箱根町 岡田美術館 TEL.0460-87-3931

開催期間:2024年6月9日(日)~12月8日(日)

歌川広重(1797〜1858)が生涯に20種以上制作した東海道シリーズの第一作で、新規の版元・保永堂と組み大成功を収めた保永堂版「東海道五十三次」。東海道の53の宿場に、江戸日本橋と京都三条大橋を加えた全55図を、前後期に分けて展示する。さらに、富士山を描いた絵画の名品や、京都の人気絵師・伊藤若冲(1716〜1800)と円山応挙(1733〜95)、広重と同時代を生きた鈴木其一(1795〜1858)らの作品(約30件)もあわせて公開。