渋谷区 太田記念美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)
開催期間:2025年5月31日(土)~7月21日(月・祝)

明治後期から昭和にかけて活躍した絵師・鰭崎英朋(ひれざき・えいほう、1880〜1968)は、浮世絵師・月岡芳年の門人である右田年英に入門。単行本や文芸雑誌の口絵や表紙、挿絵に妖艶な美人画を描いて、広く大衆の心をつかんだ。英朋が手がけた口絵や挿絵は、歴史の終わりを迎えようとする浮世絵版画(木版画)と、徐々に技術が進歩していく石版画やオフセット印刷によって制作されている。今展では、「最後の浮世絵師」とも言われる英朋の木版画や石版画、オフセット印刷による口絵や挿絵、さらには肉筆画や下絵を含めた187点(前後期で全点展示替え)の作品を紹介する。
葛飾北斎 冨嶽三十六景 2025年7月26日(土)〜8月24日(日)