長谷寺の名宝と十一面観音の信仰

大阪市 あべのハルカス美術館 TEL.06-4399-9050

開催期間:2016年2月6日(土)~3月27日(日)

長谷寺(奈良県桜井市)は、朱鳥元年(686)道明上人が天武天皇のために千体釈迦像(出品作品・国宝《銅板法華説相図》白鳳時代)を造立した本長谷寺に始まり、神亀元年(724)に徳道上人が二丈六尺(約7.88m)の十一面観音立像を造立して以来、観音の聖地として発展してきた。今展では、寺外で初めて公開される本尊の両脇侍をはじめとする長谷寺の名宝の数々や、長谷信仰の広がりを示す長谷寺式十一面観音立像の作例などを紹介する。