谷川俊太郎　絵本★百貨展

詩人・谷川俊太郎（1931〜2024）は、1960年代から現在にいたるまで、さまざまな画家や写真家ら、同時代のクリエイターとともに200冊におよぶバラエティ豊かな絵本を制作してきた。今展では、ピックアップされた約20冊の絵本を紹介するにあたり、アートディレクターや映像作家、写真家、講談師、建築家などが参加し、原画、朗読、アニメーション、インスタレーションなどさまざまな表現で展示する。展覧会のために作られた新作の写真絵本『すきのあいうえお』は、「あられ」「いるか」など、谷川が好きなものを「あ」から「ん」まで五十音順に配列し、それらを写真家の田附勝（1974〜）が日本各地をまわって撮影した作品。