誰が袖図—描かれたきもの—

港区 根津美術館 TEL.03-3400-2536

開催期間:2014年11月13日(木)~12月23日(火・祝)

衣桁(いこう)や屏風にたくさんの衣装を掛け並べた様子を描く「誰が袖図(たがそでず)」には、文机や文箱、双六盤、刀、香炉や香合などがあわせて描かれることも多く、不在の人々や、ただよう香りの気配をはじめ、さまざまな興味をかきたてられる。根津美術館が所蔵する3点の「誰が袖図屏風」を中心に、近世の風俗画を展観。展示室2では「婚礼衣装—旧竹田宮家所蔵品を中心に—」、展示室5では館蔵の茶碗の中から、天目、青磁、高麗茶碗、志野、織部、仁清作などを選んだ「館蔵の名碗20撰」を同時開催。