観古—いにしえをみる—開館80周年記念展—秋の部—

白鶴酒造七代目嘉納治兵衛（1862〜1951、雅号：鶴堂、鶴翁）が神戸・住吉地区に設立した白鶴美術館の開館80周年記念展—秋の部。1908（明治41）年に発行された最初の所蔵品図録『白鶴帖』に掲載された作品を中心に展示し、「美術奨励」をめざした蒐集家の足跡と同館設立の原点を紹介する。重要文化財・狩野元信筆《四季花鳥図屏風》（室町時代）、《青磁浮牡丹文香炉》（南宋時代）をはじめとする80点を、5期の展示替を交えながら、展観する。