蔦屋重三郎と版元列伝

渋谷区 太田記念美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2025年8月30日(土)~11月3日(月・祝)

江戸の出版界にさまざまな新機軸を打ち出した蔦屋重三郎(1750〜97)は、喜多川歌麿(?〜1806)や東洲斎写楽(生没年不詳)を見出し世に出して浮世絵の黄金時代を演出するなど、浮世絵史においても大きな役割を果たした。浮世絵専門館である太田記念美術館では、浮世絵草創期から明治時代にいたる約230年の間に活躍した蔦屋重三郎(蔦重)をはじめとする12の版元たちを取り上げ、彼らの企画力や出版戦略により、浮世絵がどのように発展してきたのかを選りすぐりの作品とともに紹介する。出品総数220点。前後期で全点展示替えを行う。【出品リスト】