茅ヶ崎市 茅ヶ崎市美術館 TEL.0467-88-1177
開催期間:2025年12月13日(土)~2026年2月23日(月・祝)
1950年代に入ると、日本で銅版画に取り組む芸術家が急速に増加した。今展では、茅ヶ崎市美術館収蔵作家の中から、そうした銅版画界の黎明期に新しい表現を求めた菅野陽(すがの・よう、1919〜95)と浜田知明(はまだ・ちめい、1917〜2018)を紹介。菅野は、複雑な線と面を組み合わせた表現で「人体」に着目した作品を数多く手がけるだけでなく、銅版画史の研究者としても知られる茅ヶ崎ゆかりの銅版画家。浜田は、1950年の時点で銅版画に本格的に着手し、自身の過酷な戦争体験を踏まえて発表した『初年兵哀歌』シリーズによって、世界的にも高い評価を得た。
生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫—その魂の召喚— 2026年3月31日(火)〜6月7日(日)
