美術館がうまれて、それから—コレクションと石見美術館の20年—開館20周年記念

島根県立石見美術館は、1980年前後より始まった美術館建設ラッシュが過ぎ去って以降の2005（平成17）年に開館した比較的新しい県立美術館であり、2つ目の県立美術館として、島根県立美術館とは異なる収集方針「森鷗外ゆかりの美術家の作品」「石見の美術」「ファッション」を設定し、特色あるコレクションを形成してきた。今展では、約80点にのぼる選りすぐりの作品や、開館までの歴史を語る資料などを通して、20年間を振り返る。