福井県立美術館所蔵　日本画の革新者たち展特別出品　菱田春草《落葉》

そごう美術館が新たにスタートした日本各地の美術館の名品を紹介するシリーズの第一弾。福井藩士の子として横浜で生まれ育った岡倉天心（1863〜1913）が創設した初期院展の作家を中心に、国内外の優れた作品や福井ゆかりの作家の作品などを所蔵している福井県立美術館（1977年開館）のコレクションを紹介する。狩野芳崖、橋本雅邦、横山大観、菱田春草ら岡倉天心ゆかりの画家たちの作品27点、横山操、加山又造、三上誠など戦後日本画の変革に挑んだ作家の作品8点に加え、江戸時代初期、福井の地で20年ほど過ごした岩佐又兵衛（1578〜1650）の《龐居士図》（旧金谷屏風の1図）1点、《三十六歌仙図》12点、《和漢故事説話図》12点を展示する。（前期：〜2月1日、後期：2月2日〜で一部展示替あり）