白磁

日本民藝館の初代館長・柳宗悦（やなぎ・むねよし、1889〜1961）は、1914年、後に朝鮮古陶磁研究者となる浅川伯教（あさかわ・のりたか、1884〜1964）が持参した朝鮮の白磁の壺に魅せられ、以来、浅川と弟の浅川巧を介して度々朝鮮半島に渡り、陶磁器や木工品、絵画、石工品や金工品などを収集した。現在、日本民藝館が収蔵している約1,600点におよぶ朝鮮時代の工芸品の中から、白磁の優品約150点を紹介する。