生誕290年記念 勝川春章—北斎誕生の系譜

渋谷区 太田記念美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2016年2月2日(火)~3月27日(日)

役者や力士のリアルな似顔を描いて一世を風靡した勝川派の祖である浮世絵師・勝川春章(1726?〜1792)の画業と生涯に迫る大規模な展観。葛飾北斎は若い頃春章の門下となり、春朗の号を与えられて役者絵を描いていた時期がある。春章は、晩年には肉筆美人画を手がけるようになるが、今展では版画を中心に紹介。門下の春好、春英、春潮らの人気絵師や、春章の影響を受けた北斎や東洲斎写楽、歌川豊国らの作品も含む200余点を前期(〜2月28日)、後期(3月4日〜)に分けて展示する。同時期に開催される「生誕290年記念 勝川春章と肉筆美人画—〈みやび〉の女性像」(2016年2月20日(土)〜3月27日(日)、東京・出光美術館)と入館料相互割引を行なう。