生誕150年 寺崎廣業とその時代

横手市 秋田県立近代美術館 TEL.0182-33-8855

開催期間:2016年12月3日(土)~2017年2月5日(日)

日本画家・寺崎廣業(1866〜1919、秋田市生まれ)は、はじめ狩野派を、ついで四条派や南画を学び、さらに中国や日本の古名画や浮世絵などの版下縮図を手がけて多様な流派の様式を学んだ。1898年に東京美術学校(美校)助教授に迎えられ、翌年、日本美術院を興した岡倉天心とともに美校を離れるが、1901年に教授として復職。文展では第1回(1907年)から審査員を務め、1917年には帝室技芸員を命ぜられた。明治後期から大正前期にかけて日本画壇の中心で活躍した寺崎廣業と、師や仲間、弟子などの作品を展示する。