瀧口修造/加納光於《海燕のセミオティク》2019詩人と画家の 出会い 交流 創造

富山市 富山県美術館 TEL.076-431-2711

開催期間:2019年11月1日(金)~12月25日(水)

戦前から戦後に掛けて美術評論の分野でも活躍した富山県出身の詩人・瀧口修造(1903〜79)は、多くの美術家たちと親交を結んだが、中でも加納光於(1933〜)とは、30歳の年の差ながら四半世紀にわたる創造的な交流を持ったことが知られている。1950年代から独創的な版画作品により国内外で高い評価を得てきた加納は、80年代以降は色彩溢れる絵画作品に力を注ぐが、瀧口亡き後もその眼差しを意識し続けてきたという。初期から近年までの加納の代表的な作品を紹介するとともに、瀧口と加納の共同制作作品や、交流を示す資料を合わせて展示する。