河井寛次郎と棟方志功日本民藝館所蔵品を中心に

民芸運動の創始者・柳宗悦（1889〜1961）が創設した日本民藝館には、柳が中心となって日本各地や朝鮮半島で収集したさまざまな民芸作品に加え、柳の思想に共鳴し、支えた個人作家の作品が収蔵されている。今展では、陶芸家・河井寛次郎（1890〜1966）と板画家・棟方志功（1903〜1975）の作品約240点を展示。柳という思想家の仲介によって出会った2人の生涯にわたる師弟関係と、それによって生まれた新たな芸術を紹介する。