江戸のダンディズム—刀から印籠まで—

港区 根津美術館 TEL.03-3400-2536

開催期間:2015年5月30日(土)~7月20日(月・祝)

江戸時代の太平の世の中で、持ち主の身分や教養、好み、あるいは季節を感じさせる男性の装身具として誂えられた刀剣や拵(こしらえ)と呼ばれる刀装具、印籠などに焦点を当てる。動植物や故事をはじめとする多彩な主題を独創的、装飾的な意匠にまとめ、彫金や蒔絵、螺鈿などの技の限りを尽くした職人たちは、明治以降の輸出工芸の隆盛の礎ともなった。館蔵コレクションより刀剣および刀装具65件、印籠など26件を展示する。