正受老人と信濃の白隠白隠禅師250年遠諱記念

京都市 花園大学歴史博物館 TEL.075-811-5181

開催期間:2016年10月10日(月・祝)~12月10日(土)

臨済宗中興の祖とされる白隠慧鶴(はくいんえかく、1685〜1768)は、信濃国正受庵(しょうじゅあん)の正受老人(しょうじゅろうじん、1642〜1721)のもとで修行に励んだ。長野県飯田市にある同寺には、正受老人とその師である至道無難(しどうぶなん、1603〜1676)に関する資料をはじめ、白隠の遺墨が蔵されている。今展は、白隠の修行の地である正受庵の歴史と文化財を伝える所蔵資料をまとめて紹介する初の展観。晩年の白隠が訪れた伊奈谷と木曽谷の寺に遺された白隠の遺墨もあわせて展観する。