千代田区 東京国立近代美術館工芸館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)
開催期間:2015年10月8日(木)~12月13日(日)
愛知県瀬戸市の陶家に生まれ、京都市立美術大学で富本憲吉・近藤悠三・藤本能道らに学んだ栗木達介(1943〜2013)は、器(うつわ)に現代陶芸の活路を見いだし、斬新な造形とその模様により高い評価を受けた。「模様から模様を造らず」を旨とした富本憲吉を師に、器物に現代的な加飾を施して現代陶芸に一石を投じた加守田章二を先輩に持った栗木の仕事を検証し、受け継がれた焼きものに対する強い考えにも目を向ける。公募展での受賞作をはじめ代表作を中心に、京都展には出品されなかった4点を含む92点を展示。
1920〜2010年代所蔵工芸品に見る 未来へつづく美生活展 2015年12月23日(水・祝)〜2016年2月21日(日)