時代を映す仮名のかたち—国宝手鑑『見努世友』と古筆の名品開館50周年記念

千代田区 出光美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2016年11月19日(土)~12月18日(日)

平安から鎌倉、南北朝、室町と、仮名のかたちや書様の印象が時代によって大きく異なってみえるのは、仮名が「和歌を記す文字」という役割を有しているからだという。それぞれの時代の作品と書様は、社会における和歌の機能の変化に伴って自ずと変貌していった。国宝の手鑑(てかがみ、古筆切を集めて帖に貼り込んだもの)『見努世友(みぬよのとも)』をはじめとする出光美術館蔵の古筆と一部借用作品、約80件により、その変遷をたどる。