台東区 東京国立博物館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)
開催期間:2025年1月2日(木)~3月16日(日)
22回目となる東京国立博物館と台東区立書道博物館の連携企画。書の資料には青銅器(金)・石碑等(石)に施された金石(きんせき)文字や、肉筆による歴代の名筆があるが、これらの複製である拓本には、前者の金石拓本や、後者の名筆を版に刻して拓本にとり編集した法帖(ほうじょう)があり、碑拓(ひたく)法帖とも総称されている。今展では、こうした拓本の楽しみ方をさまざまな視点から紹介する。東洋館8室「拓本のたのしみ—明清文人の世界—」では、碑拓法帖と明・清時代の文人による臨書や模本、鑑賞記録として描かれた題跋(だいばつ)や印記(いんき)等の関連資料を展示し、碑拓法帖の鑑賞・研究について紹介。台頭区立書道博物館[2025年1月4日(土)〜3月16日(日)]の「拓本のたのしみ—王羲之と欧陽詢—」では、王羲之や唐の四大家ら歴代名筆の拓本を展示する。