広島・長崎 被爆70周年 戦争と平和展芸術家は、いかに戦争と向き合ってきたのか

広島市 広島県立美術館 TEL.082-221-6246

開催期間:2015年7月25日(土)~9月13日(日)

被爆70周年を迎える2015年、広島・長崎の両県立美術館が協働して開催する、戦争の惨禍とその対極にある恒久平和への希求をテーマにした展観。戦争を大規模化・総力戦化し、近代戦争へと変容させたナポレオン戦争(1803〜1815)に関わる美術を取り上げる「Ⅰ 総力戦の先触れ—ナポレオン戦争の栄光と悲惨」に始まり、「Ⅱ 最初の総力戦と次なる戦争の予感—第一次世界大戦と両大戦間期の美術(1914〜1938)」、「Ⅲ 史上最大の戦争と破局の表象—第二次世界大戦と美術(1939〜1945)」で、美術は戦争をどのように描いたのか、芸術家たちはいかなる立場から創造し、変容していったのかを検証。最後に「Ⅳ 被爆70年—広島・長崎に残された記憶のかたち(1945〜)」で、広島と長崎の悲劇と祈りを伝えようとした芸術家とその作品を紹介する。両美術館のコレクションに加え、国内の美術館・大学をはじめとする所蔵先より、絵画、版画、写真など幅広く作品を集める。

長崎県美術館 2015年9月20日(日)〜10月25日(日)