富岡鉄斎—文人として生きる—

奈良市 大和文華館 TEL.0742-45-0544

開催期間:2019年2月22日(金)~4月7日(日)

近代日本を代表する文人画家・富岡鉄斎(1836〜1924)は、「万巻の書を読み、万里の道を行く」という中国文人の理想を生涯を通して実践し、日本のさまざまな地を訪れた。今展では、月ヶ瀬の梅を描いた《月ヶ瀬図巻》(明治時代、奈良市史料保存館蔵)、吉野の佐倉を描く《華之世界図》(大正3年(1914)、清荒神清澄寺蔵)などをはじめとする奈良にゆかりのある作品や、《扇面新居雅会図》(大正8年(1919)、個人蔵)をはじめ知人たちとの交友の中で生まれた作品など、あわせて約50件を紹介。会期中、一部展示替えがある。