始皇帝と大兵馬俑

中国の春秋・戦国時代（今から2800〜2200年前）を征し天下を統一した秦（しん）王朝で、初めて皇帝と名乗ったことから呼ばれる始皇帝（しこうてい、紀元前259〜210）は、自らの巨大な墳墓のほど近くに約8千体にのぼる陶製の軍団「兵馬俑（へいばよう）」を埋めさせた。1974年に発見され今なお発掘が続いている「兵馬俑坑」を再現展示。バリエーション豊かなほぼ等身大の兵馬俑10体は、全方向から鑑賞できる。