港区 サントリー美術館 TEL.03-3479-8600
開催期間:2015年8月5日(水)~9月27日(日)
明治維新直後の1869年、萩から大阪に出て、建設・土木、鉱山、干拓、紡績、鉄道、電気をはじめさまざまな事業を成功させた藤田傳三郎(1841〜1912)は、明治政府の神仏分離令による廃仏毀釈や海外流出を憂慮し、経典、仏画、仏像などの蒐集を開始。その後、公開を意図して、幅広いジャンルの美術品を系統立てて網羅的に集めるようになった。1954年に開館した藤田美術館は、傳三郎と子息たちによる国内有数の東洋・日本美術コレクションを、春秋2回テーマに沿った企画展で公開している。今展では、国宝9件、重要文化財52件を含む2111件の所蔵品から選ばれた119件を、展示替えを交えて一堂に公開する。国宝《紫式部日記絵詞》をはじめ、東京会場のみ出品の作品が8件。福岡会場のみ出品の作品も13件あり、合わせて132件が公開される。【出品リスト】
福岡市美術館 2015年10月6日(火)〜11月23日(月・祝)
逆境の絵師 久隅守景 親しきものへのまなざし 2015年10月10日(土)〜11月29日(日)