古伊万里の「あを」—染付・瑠璃・青磁—

渋谷区 戸栗美術館 TEL.03-3465-0070

開催期間:2023年7月7日(金)~9月24日(日)

「あを」とは、主に青、緑、藍など広い範囲の色を指す古語。江戸時代に作られた伊万里焼の「あを」の装飾には、青緑色の青磁(せいじ)釉、藍色の瑠璃(るり)釉などの色釉、青や緑の上絵具、白い素地に青色の文様を施す染付(そめつけ)の呉須(ごす)絵具などが挙げられる。今展では、染付の青色を中心に瑠璃釉の藍や青磁釉の青緑、上絵具の青や緑の、時の流行や技術の発達とともに変化する「あを」の変遷を紹介する。