初源への視線 樂家五代宗入と三代道入、四代一入、九代了入、十五代吉左衞門宗入生誕350年記念Ⅱ

京都市 樂美術館 TEL.075-414-0304

開催期間:2014年12月10日(水)~2015年3月1日(日)

樂家五代宗入(1664〜1716)は、京都の呉服商・雁金屋、尾形三右衛門の子(光琳・乾山兄弟の従兄弟)として生まれ、2歳のときに四代一入の養子として樂家に迎えられたが、歴代の中でも最も初代長治郎に心を寄せて作陶を行なったといわれている。宗入の名品に加え、三代、四代、九代、十五代の黒樂茶碗も展示し、それぞれの初代への視線と作陶の本質に迫る。