偉人たちの邂逅—近現代の書と言葉大倉組商会150周年

港区 大倉集古館 TEL.03-5575-5711

開催期間:2023年11月15日(水)~2024年1月14日(日)

1873(明治6)年、大倉喜八郎(1837〜1928)が設立した大倉組商会は、後に十大財閥の一つに数えられる大企業に成長した。大倉集古館は、喜八郎が1902年に自邸内に開館した大倉美術館を前身とし、1917年に財団法人化した、現存する日本最古の私立美術館であるとともに、日本で最初の財団法人の私立美術館。喜八郎が蒐集した日本・東洋の古美術品と、後を継いだ嫡子・喜七郎(1882〜1963)が蒐集した日本の近代絵画などを中心として、国宝3件、重要文化財13件を含む美術品約2,500件を収蔵している。今展では、喜八郎と喜七郎による書の作品と、事業や文雅の場でええ交流した日中の偉人たちによる作品を展示し、思索や書の贈答による交流について紹介する。