修験と密教の美術 祖師とみほとけ

千代田区 半蔵門ミュージアム TEL.03-3263-1752

開催期間:2023年3月22日(水)~7月9日(日)

修験道(しゅげんどう)は諸信仰が集合した日本独自の信仰の形で、飛鳥〜奈良時代の役小角(えんのおづぬ、役行者(えんのぎょうじゃ)、神変(じんべん)大菩薩)が祖とされている。醍醐寺を開いた聖宝(しょうぼう、832〜909、理源大師)は、役小角の約200年後に真言系修験道の流祖となった。今展では、役小角と聖宝の足跡や面影をたずねるとともに、ゆかりの諸尊の姿から、深山に聖性を求め、大衆の救済を願った修験者の祈りを紹介する。