住友洋画コレクション

横須賀市 横須賀美術館 TEL.046-822-4000(横須賀市コールセンター)

開催期間:2025年7月5日(土)~8月31日(日)

住友家15代当主・住友吉左衞門友純(ともいと、号:春翠(しゅんすい)、1864〜1926)が始めた美術品の収集は、長男の寛一(1896〜1956)、三男の16代当主・友成(1909〜93)に引き継がれ、西洋・東洋に目を向けた優れたコレクションが形成された。中でも、春翠が1897年の欧米視察旅行中にパリで購入したクロード・モネの油彩画2点は、日本にもたらされた最初期のモネ作品として特筆すべき存在とされている。今展では、泉屋博古館東京が所蔵する住友コレクションの中から、モネ、ジャン=ポール・ローランス、ルノワールらのフランス絵画と浅井忠、鹿子木孟郎、岸田劉生らによる日本近代洋画、あわせて約80点を紹介する。