交感する神と人ヒンドゥー神像の世界

吹田市 国立民族学博物館 TEL.06-6876-2151

開催期間:2023年9月14日(木)~12月5日(火)

ヒンドゥー教の神々は、石や金属、土器、陶器などの立像、仮面、絵画や印刷物、タイル、刺繍、さらに絵本、コミック、切手やステッカーなど、さまざまなモノを通じて現れている。こうした神像との交流の核心には神への「愛」があり、人が神に愛をもって接近するという能動的、主体的な側面が強く表れている。今展では、この「神への愛」に基づいた神と人との交流のさまざまなかたち、具体的には現代インドで特に人気のある神々の神話を表現した図像の展示や神像への働きかけ方がわかる資料などを展示。南アジアの外の世界で作られた神像も展示し、信仰に関わるモノのグローバルな流通の一端も紹介する。