三沢厚彦 ANIMALS IN ABENO HARUKAS

大阪市 あべのハルカス美術館 TEL.06-4399-9050

開催期間:2020年11月21日(土)~2021年1月17日(日)

《Animal 2020-03》 2020 樟、油彩 ⓒAtsuhiko Misawa, Courtesy of Nishimura Gallery

日本の現代木彫を代表する作家のひとりとして活躍する三沢厚彦(1961〜)は、2000年から制作を開始した、樟(クスノキ)材を掘り出し、油彩で着彩する代表作「ANIMALS(アニマルズ)」を中心とする個展を全国30ヶ所近くの美術館などで開催し、人気を集めてきた。身近なイヌやネコから、大型のクマやゾウ、キリン、近年では麒麟をはじめとする想像上のいきものまで、バラエティ豊かな動物たちをモティーフとしている。あべのハルカス美術館で初の現役作家による今展では、地上80mの開放的な空間に自然光を取り入れて展示。想像上の動物「キメラ」を表現した、頭はライオン、鳥の翼にヘビの尾をもち、身体の模様はヒョウといったさまざまな動物がミックスされた最新作を発表する。