ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ—境界線への視線—

足柄下郡箱根町 ポーラ美術館 TEL.0460-84-2111

開催期間:2016年9月10日(土)~2017年3月3日(金)

アンリ・ルソー(1844〜1910)、レオナール・フジタ(藤田嗣治、1886〜1968)、写真家ウジェーヌ・アジェ(1857〜1927)という、いずれもパリの外から来た移住者であった3人の作品を中心に、「パリの境界線」というテーマで紹介する展観。19世紀末から20世紀初頭にかけてという「時間の境界」の時代に、かつて城壁に囲まれていたパリとパリではない地域を隔てる「境界の空間」が存在していた。彼らがパリ郊外の入口である市門と、その外にあるパリ郊外に向けた視線に迫る。