ラウル・デュフィ展絵画とテキスタイル・デザイン

港区 パナソニック汐留美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2019年10月5日(土)~12月15日(日)

華やかで明るい色彩の絵画で人気の高いラウル・デユフィ(1877〜1953)は、1910年、詩人のギヨーム・アポリネール(1880〜1918)の依頼により『動物詩集またはオルフェウスへの行列』への挿絵を木版画で制作。ファッション・デザイナーのポール・ポワレ(1879〜1944)がこうしたデュフィの仕事を評価し、協働して布地の開発を始めた。テキスタイル・デザインの仕事に関心を高めたデュフィは、リヨンのビアンキーニ=フェリエ社と契約、1912年から1928年までの16年間、花や葉、昆虫などをデザインした図案を提供した。今展では、デュフィの絵画とテキスタイルのデザイン原画、布地やプリント生地の試し刷り、復刻生産されたテキスタイルを用いたドレスなどを紹介する。

松本市美術館 2020年1月25日(土)〜3月29日(日)