マティス展

台東区 東京都美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2023年4月27日(木)~8月20日(日)

パリ国立美術学校でギュスターヴ・モロー(1826〜98)に師事したのち、伝統的な絵画から脱するべく模索を続け、強烈な色彩によるフォーヴィスム(野獣派)の中心的な存在として活動。さらに84歳で亡くなるまでの生涯を、鮮やかな色彩と光、そして形による造形的な探究に捧げ、後世の芸術家たちにも大きな影響を与え続けているアンリ・マティス(1869〜1954)。今展は、世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するパリのポンピドゥー・センターの全面的な協力を得て開催する、日本では約20年ぶりの大規模な回顧展。絵画に加えて、彫刻、ドローイング、版画、切り紙絵、晩年の最大の傑作であり、マティス自身がその生涯の創作の集大成とみなした南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料まで、各時代の代表的な作品によって多角的にその仕事を紹介する。