ボッティチェリとルネサンスフィレンツェの富と美

渋谷区 Bunkamura ザ・ミュージアム 03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2015年3月21日(土・祝)~6月28日(日)

サンドロ・ボッティチェリ(1445〜1510)の最盛期の大作《受胎告知》(1481年、フレスコ、243×555cm、フィレンツェ・ウフィツィ美術館)、イタリア国外初出品の《ケルビムを伴う聖母子》(1470年頃、テンペラ・板、ウフィツィ美術館)、同《聖母子と洗礼者聖ヨハネ》(1477〜1480年頃、テンペラ・板、ピアチェンツァ市立博物館、3月21日〜5月6日の期間限定出品)をはじめとする絵画・素描10点、工房作などを含めると17点を展観する過去最大規模の展観。
展覧会の英文タイトル「Money and Beauty」が示すように、2011年にフィレンツェで開催され、経済と芸術の関係を切り口とした構成で好評だった展覧会をもとに、ボッティチェリ作品を追加して企画された。15世紀フィレンツェ・ルネサンスの原動力となったメディチ家をはじめとする金融業の繁栄と芸術との関わりを、絵画、彫刻、工芸、資料などもあわせて80点により紹介する。