京都市 泉屋博古館 TEL.075-771-6411
開催期間:2018年11月3日(土・祝)~12月9日(日)
果物は子孫繁栄などの吉祥、野菜は俗に交わらない高潔の象徴などとして、中国宋代に描かれるようになった蔬果図(そかず)は、朝鮮、日本へと広がり、長く描き続けられてきた。京都・錦小路の青物問屋の主人だった伊藤若冲(1716〜1800)の重要文化財《菜蟲譜(さいちゅうふ)》(1790年頃、佐野市立吉澤記念美術館蔵)と、俳諧や美食でも知られる呉春(ごしゅん、1752〜1811)の《蔬菜図巻》(泉屋博古館蔵)の2点を中心に、中世から近代の東アジアの野菜・果物を描いた絵画51件を集める。会期中展示替えあり。【出品作品リスト】
中国文房具と煎茶—清風に吹かれて 2019年3月2日(土)〜5月6日(月・振休)