ハマスホイとデンマーク絵画

日本では2008年に初めての展覧会（国立西洋美術館『ヴィルヘルム・ハンマースホイ　静かなる詩情』）が開かれ、大きな注目を集めたデンマークの画家ヴィルヘルム・ハマスホイ（1864〜1916）の作品を中心に、19世紀のデンマーク絵画を日本で初めて本格的に紹介する。「1.日常礼賛—デンマーク絵画の黄金期」「2.スケーイン派と北欧の光」「3.19世紀末のデンマーク絵画—国際化と室内画の隆盛」「4.ヴィルヘルム・ハマスホイ—首都の静寂の中で」の4章構成で、デンマーク、スウェーデン、日本国内で所蔵されている86点を展示。ハマスホイの室内画に描かれたパンチボウル、トレイも資料として出品されている。